適応障害で退職。職場のトラウマ記憶を解消できた!

「適応障害」と診断されて休職そして退職したクライアント様の体験談をご紹介します。退職した職場と上司に関するトラウマ記憶に苦しまれていましたが、10回のカウンセリングと心理療法を受けてそれはほとんど解消されました。掲載の許可をいただいています。


30代女性 M.Wさん

ある日体が動かなくなった

ある職場に10年ぐらい勤めていました。
次第に業務量が多くなったり、責任ある仕事を任せられたりして、毎日いっぱいいっぱいの状態で働いていました。

ある日上司に呼ばれて面談していたら、「仕事に対する責任感がない」と強く叱責されることがありました。
毎日必死に働いてきたのに、そんなふうに言われてとてもショックを受けました。

その翌日から体が動かなくなりました。1週間ぐらい起き上がることができなくなりました。
涙が止まらなくなりました。倦怠感、不安感、焦燥感もでてきました。

今思えば、休職する前から、休日に呼吸が苦しくなったり、きつくて動けなくなったりしていました。

心療内科に行くと「適応障害」と診断されました。
それで結局、休職することになりました。

休職してほとんど寝ていました

休職した当初は何もできない状態でした。ほとんど寝ていました。
テレビも全く見ない、スマホも触らない日々でした。
それが3ヵ月ぐらい続きました。

その後少しずつ体調が回復し、自宅近くのコンビニに行くようになりました。
毎日5分から10分のウォーキングも始めました。
見たいドラマも観るようになりました。

退職しても職場のトラウマに苦しんだ

休職して1年後に退職しました。

体調は良くなってきているのですが、職場の忙しさや上司を思い出すと気分が落ち込んで体調が悪くなっていました。

外出したとき、職場の同僚を偶然見かけたり会ったりすると逃げたくなっていました。

また職場の同僚との連絡用のLINEグループに入っていましたが、それを見ると職場のことをいろいろと思い出してしまいます。それがいやなのでLINEはアプリごと削除しました。

自宅近くに小さな会社があり、その会社の電話の音が聞こえてきます。それを聞くと気分が悪くなっていました。
退職前に毎日複数の電話を同時に対応していて、ぐちゃぐちゃになりながら仕事をしていたことを思い出すからです。

心理療法で職場のトラウマを解消

熊本カウンセリングは、以前に母がお世話になっていたので、母から紹介してもらって来ました。
カウンセリングを受けたことがなかったので、最初は何をされるのかと不安でした。しかし、先生とも話しやすくて落ち着いてこれる場所だと思いました。

10回のカウンセリングと心理療法を受けました。

心理療法で職場のいろいろなトラウマを解消してもらいました。

心理療法をしたら、電話の音に反応しなくなり、気持ちが軽くなりました。

他にも用事が多く書き込まれたスケジュール帳を見ると切迫感がこみあげてきて、気分が悪くなっていました。これも職場での忙しさを思い出してしまうからです。

これも心理療法をしたら、スケジュール帳を見ても反応しなくなり、それほど切迫感を感じないようになりました。ちょっと気楽になりました。

記憶の中にある職場の上司の顔はぼやけた感じになって、上司を思い出してもスッキリ感を感じるようになりました。

職場のことを思い出す回数も半分以下になりました。

職場のトラウマで苦しんでいる人にアドバイス

これまで誰にも相談できなかった人がいると思います。
そんな人はカウンセラーなどの専門家の人に話してみると良いと思います。
話すだけでも気持ちが楽になるので、まずは話してみてほしいです。

(30代女性 M.Wさん)

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