視線恐怖が改善できた!
視線恐怖に悩まれていた2人のクライアント様の心理カウンセリング体験談を紹介します。
掲載の許可をいただいています。
目を合わせるだけで緊張していたけれど…!
目を合わせるだけで頭が震えて緊張していました。
私は人と接するときに目を合わせることができませんでした。
目を合わせるだけで頭が震えて緊張していました。
視線恐怖、対人恐怖みたいな感じでした。
幻聴もあって、病院では統合失調症と言われていました。
「殺してやる」「殺してくれ」「死にたい」「おうちに帰りたい」「俺は男だ」という声が聞こえていました。
いろんな人の声が聞こえて苦しかったです。
これまでフォーカシングの本を買って、自分で取り組んでみたことがあります。
残念ながら効果を感じることができませんでした。
視線恐怖は中学1年生の頃から始まりました。
視線恐怖があるため、仕事がなかなかできないです。
外出するのも一人では難しいです。
恋愛や結婚もできないでいます。
トラウマを解消するセラピーが印象的だった
これまで10回のカウンセリングを受けたのですが、印象的だったのは1回目のセッションです。
小学校の頃に同級生を泣かせて、担任の先生から叱られていた、という私にとってはトラウマのような記憶があります。
そのトラウマを解消するセラピーをしてもらったのですが、そのときのことが印象的です。
そのセラピーの後、人と接するときの緊張感がすごく下がりました。
また、私のイメージの中の世界で、暗いところでうずくまって座っている女の子がいました。
その女の子を外の明るい世界に連れ出すイメージ療法をしてもらったときのこともよく覚えています。
その直後に気分がスッキリしてすがすがしい気持ちで帰ることができました。
視線恐怖がかなり減った!
現在は私のイメージの世界の人達の姿が見えにくくなって、声も今までとは違って自分自身の心の声のように聞こえます。自分自身の感情として感じるようになりました。
また、友人が性被害に遭ったことがあり、そのことが私の中でとても辛い記憶になっていました。それは涙が止まらない出来事でした。
この記憶についてもトラウマを解消するセラピーをしてもらったのですが、思い出すことがほとんどなくなり、たまに思い出しても心が乱れなくなりました。
10回のカウンセリングが終わって、今では視線恐怖がかなり減りました。
以前は人と接しているときはものすごく緊張していたのですが、今では落ち着いて話すことができるようになりました。
以前は緊張が10点満点で9点ぐらいあったのですが、今は4点か5点ぐらいです。
おかげで、友人と会うのが苦にならなくなりました。
私は今まで苦しさを一人で抱えていました。
治したいのだけど治せませんでした。
それが勇気を出して「カウンセリングを受けよう」と決意して、そして実際に受けてみて、本当に良かったなと思います。
もしも私と同じように苦しんでいる人がいるなら、カウンセリングを受けることを勧めたいです。
(20代 女性 H.Iさん)
緊張・不安がずいぶん解消されました!
人の視線が気になって、とにかく人が恐い
私は小学校低学年ぐらいからずっと友だちとうまく関われない状態が続いていました。
人の視線が気になって、とにかく人が恐いのです。
対人恐怖みたいになって、引きこもりに近いような生活をしていました。
普段の生活では、外出することに制限がかかっていました。
まず、人が多いところへ行くのは避けていました。
それ以外の場所へは出かけて行くけれども、凄く疲れていたのです。
また、何をしても楽しめず、緊張・不安が続いていました。
「死にたい」
「消えたい」
「みんな自分のことは必要としていない」
というネガティブな感情を持っていました。
いろんなことに取り組みました
熊本カウンセリングへ初めて来るときは、それほど不安はありませんでした。
第一印象は、良さそうな感じでした。
熊本カウンセリングに通い出してから、いろんなことに取り組みました。
いろんな用事を作って自分で自分を忙しくして外出を多くしました。
苦手な場所に自分から行ってみて場数を踏んで慣れるトレーニングや、考え方をいいほうにとらえるトレーニングもしました。
精神科デイケアへ通ったり、ボランティアの団体に入って活動を始めたりもして、仲間を増やしています。
人ともっとコミュニケーションをして前向きで楽しい人生を送っていきたい
熊本カウンセリングへ初めて行ったときから約1年間が経った今、緊張・不安がずいぶん解消されました。
1年前の緊張・不安のレベルを10とすると、今は2ぐらいです。
友だちができて、一緒にボーリングやカラオケへ行ったり、お酒を飲みに行ったりもできるようになって、楽しいです。イキイキした感じになりました。
考え方も前向きになりました。
「他人は他人(ひとはひと)」
「いろんな人がいる」
「自分は独りぼっちではない」
「目的本位に生きればいい」
「自分がやりたいことを普通にしていればいい」
と思えるようになったのです。
また、友だちと話をするときの会話術が身に付いてきたと思います。
田中先生からは、「目的本位に生きる」「自分を忙しくする」等のアドバイスをしていただいたことがとても助かりました。
また、会話のスキルを教えてもらったこともありがたかったです。
今後、私は人ともっとコミュニケーションをして前向きで楽しい人生を送っていきたいと思っています。
1年前の私のような人にアドバイス
1年前の私のような状態で悩んでいる人に対しては、
「人に対して感謝の心を持つこと」
「いろんな人や物事を良い方向に捉えること」
「自分がやりたいことをやって、自分の道を歩んでいくこと」
をアドバイスしたいと思います。
(20代女性 N.Kさん)
心理カウンセラーからコメント
Kさんとは約1年間、カウンセリングを続けていますが、はじめの半年間は辛かったと思います。いろんなトレーニングを開始されていましたが、期待するほどの改善は見られず、逆に疲労困憊することのほうが多かったからです。
しかし、後半の半年間には良い変化がどんどん目に見えるようになりました。
「マクドナルドへ独りで行けるようになりました!今日もここへ来る前に寄ってきたのです。」
「友達数人と、下通から上通(※熊本市内の繁華街のことです)をしゃべりながら歩いてカラオケへ行けました!」
「数年ぶりでプリクラを撮りました!家族以外の人と撮ったのは初めてかも。」
「来月はみんなとボーリングへ行く予定です。」
「今日はこれから、熊本駅の本屋へ寄って帰ります。」
頬を紅潮させて話される姿に、私も喜びを感じることが多かったです!
心理カウンセリングを受けたい人はいませんか?
心理カウンセリングは、過去の否定的な感情を解放し、深い癒しと、良い気づきをもたらし、新しい行動を促してくれます。
悩みを解消して、あなたの心は成長することができます。