米国ロサンゼルスで公認会計士として働く30代のN.Kさん。多忙な仕事と環境変化から強い不安に襲われ、不眠や食欲不振、パートナーへの苛立ちに悩まされて限界を迎えます。現地で英語のカウンセリングを受ける不安から、日本語で心が通じるオンライン支援を求め熊本カウンセリングへ。6回の心理カウンセリングと心理療法を経て心が穏やかになり、パートナーとの絆を取り戻すまでの海外在住者による回復記録です。
体験談掲載の許可をいただいています。
仕事の不安材料が多く、常に気が張りつめていました

カウンセリングを受ける前は、夜中にソワソワして何度も目を覚ましていました。夜も寝れない、ご飯も喉を通らない、不安で不安でしようがなかったです。不安材料が朝起きた時から頭の中をぐるぐる回っていました。落ち着くことがありませんでした。
パートナーとウィークエンドに一緒にいても、何かしらイライラしていました。強く当たってしまうこともありました。日本の家族に電話しているときも優しい自分でいれないときがありました。
私はCPA(公認会計士)をしていて、ディマンディングな仕事(残業が多かったり、プライベートライフが削られたりする仕事)が多く、疲れていました。
仕事の不安材料が多く、常に気が張りつめていました。ストレス発散するものもありませんでした。
今年の8月に新しい会社に移ったことも原因の1つだと思います。
新しい会社に入ると、新しく学ぶことも多くて、ますます忙しくなってしまいました。
さらに思いもよらない大きなプロジェクトを任されました。
ついに私は「もうこれは無理だ。もうきつい」と限界を感じました。
日本語で心が通じるカウンセリングを受けたかった

その頃、「カウンセリングを受けた方がいいかな?」と泣きながらパートナーに言うと、「カウンセリングを受けてみたら。もしかしたらヘルプになるかもよ」と勧められました。
病院に行って薬をもらったほうがいいかなとも思いました。
しかし薬を飲むのは簡単ですが、その前にカウンセリングで問題解決できるならそちらを先にやりたいと考えたのです。
そこでアメリカで受けられるカウンセリングを調べてみましたが、料金が伏せられているのが多いのが気になりました。
アメリカ人のカウンセラーに英語でカウンセリングしてもらうよりも、日本語で本当に心に通じ合うものを求めていたので日本人のカウンセラーを探しました。
そして見つけたのが、熊本カウンセリングの田中先生です。
もっと早くカウンセリングに行くべきだった

最初の1回目のセッションで、田中先生は予想していた通りの人だと思いました。この先生だったら信頼して頑張っていきたいなと思えました。
カウンセリングが始まると、毎週1回のセッションが楽しみになりました。
6回のセッションの中では、トラウマを解消するセラピーが自分の中でヘルプになりました。
また未来の自分を見るイメージをしたときは、いろんな気づきが得られました。
6回のセッションが終わって、自分の中で心が穏やかになったのが分かります。
これまでは仕事が忙しいときはパートナーに「ごめん、ご飯は先に食べておいて」と言っていました。
夜11時ごろに帰ってきて、風呂に入って寝るだけの日も多くありました。
今はパートナーと一緒に夕食を食べて、それから一緒に外出したりするようになりました。
パートナーも喜んでくれています。
言葉も変わりました。
これまでは「こういうことがあった。どうしよう…」だったのですが、「こういうことがあったけど、きっと大丈夫だよね」となっています。
それを聞いてパートナーが「成長したね」と言って喜んでくれています。
もっと早くカウンセリングに行くべきだったなと思います。
自分に向き合う時間を、もっと早く取ればよかったと思います。
海外在住で日本語のカウンセリングを受けたい人におすすめ
コロナが流行して良い機会を与えてくれたことがあります。
それはみんながリモートに慣れてきたことです。
コロナ以前ならローカルな範囲でカウンセラーを探していたと思います。
そして「日本語が通じないのではないか」「日本語でないなら心が通じないのではないか」と心配して諦めていたと思います。
しかしコロナというアイ・オープニングな出来事があって、日本のカウンセラーにも出会えると気づかされました。
日本語でカウンセリングを受けたいという人は多いと思います。
悩んでいて苦しい。しかし日本の家族とは遠く離れているし、日本に帰るのも難しいという人には、熊本カウンセリングの田中先生はすごくいいカウンセラーなのでお勧めしたいです。
(N.Kさん 30代女性)
心理カウンセラーからコメント

コロナ以降にオンラインが一気に普及した現在において、N.Kさんの事例は「物理的な距離を超えて、国境を越えた最適な心理支援を受ける」という新しい時代の回復モデルです。「もっと早く自分に向き合えばよかった」という言葉は、世界中で一人孤独に戦う多くの在外日本人にとって、救いの光となるでしょう。
オンライン・カウンセリングは、対面でのカウンセリングと比べて遜色のない治療効果があることが明らかになっています。
カールブリング教授らの研究では、オンラインで行われる心理療法が、対面セッションと同等の治療効果、症状改善率、そして治療同盟(カウンセラーとの信頼関係)を確立できることを証明しました。
海外在住日本人の人はもちろんのこと、日本国内の人にもオンライン・カウンセリングの良さや簡便さを知って、もっと利用していただけたらと思います。
Carlbring, P., Andersson, G., Cuijpers, P., Riper, H., & Hedman-Lagerlöf, E. (2018). Internet-based vs. face-to-face cognitive behavior therapy for psychiatric and somatic disorders: an updated systematic review and meta-analysis. Cognitive Behaviour Therapy, 47(1), 1–15.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29215315/
