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私生児として生まれアダルトチルドレンの私が前世療法で癒された話

2025 12/23
2023年10月7日2025年12月23日
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「私はなぜこんな家に生まれたのか?」――長年抱えてきた疑問と罪悪感。その答えを求めて前世療法に臨んだN.Oさん。前世で踊り子として生きたビビの姿は、形式に囚われない愛の形を示し、今世の仕事や家族とのつながりを照らし出しました。生い立ちの苦しみを単なる“不幸”ではなく、“使命”として再解釈していく過程が語られる体験談です。

前世療法を受けられたクライアント様の体験談を紹介します。
掲載の許可をいただいています。

私生児として生まれた

N.Oさんは、母親が望まない妊娠をした後に、私生児として生まれました。
母親の実家で育ちましたが、その存在を世間から隠すようにして育てられました。
そのため小学校に通常よりも1年遅れて入学しました。

今振り返ると、幼少期はまるで軟禁状態だったそうです。
そして、家族というものをテレビドラマを通して初めて知ったとのこと。

現在は結婚して子供を育て、障害者向けの就労支援施設に勤務されています。

このような生い立ちをしている自分の「人生の目的は何か?」をテーマとして設定して前世療法を始めました。

前世は酒場の踊り子ビビ

酒場の踊り子

前世療法を始めて、見えてきたのはスペインなどのラテン語圏の国。
時代は1500年代。

美しい少女で、名前はビビ。
それがN.Oさんの前世でした。

ビビは両親が早くに亡くなり、祖父母の下で育てられます。

兄弟が5人いて、家族が食べていくために身売りされます。
子供を売買する業者が村にときどき来ていました。その業者に売られたのです。

その後、「お父さん」と呼んでいたボスが経営する酒場で踊り子として仕事をしました。
容姿がよくダンスもうまかったため、ボスから可愛がられました。

他にもボスから買われてきた子供が数多くいて、その子たちの世話を母親代わりとしてしていました。その子たちとの間には家族のような関わりができていきました。

22才の時にある男性に恋をしましたが、ある日その男は逃げていきました。
ビビはその男を追いかけることを諦め、ボスのもとにとどまることを選びました。
「しようがない、諦めよう」と受け入れたのです。

ビビはその後もボスの下で働き、子供たちの世話をする人生を死ぬまで続けました。
そして、母親代わりとして育てた多くの子供たちに囲まれて、愛されて亡くなりました。

この前世の自分の死の場面を見て、その後に前世の自分やハイアーセルフ(その人の一生を守ってくれる魂)との会話をして、このときの前世療法は終了しました。

ハイヤーセルフからのメッセージ

光のようなハイヤーセルフ

クライアント様から下記のご感想をいただきました。

ハイアーセルフは光のように見えました。

「なぜこの家を選んで生まれてきたのか?」
「なぜこのような生い立ちになることを背負って生まれてきたのか?」
「なぜあの母親でないといけなかったのか?」
ということをハイアーセルフに尋ねました。

ハイアーセルフは、
「血のつながりとか形式にとらわれずに人を愛することができるはずである。
それを実践するために形式のない家族、家族として成り立っていないところを選んで生まれた。」
と教えてくれました。

今の仕事でも施設利用者の皆さんと母親のように、家族のように関わっています。
障害者の方々は障害が一生涯続くものです。どこかで治るというものではありません。
人生のステージごとにつまづき、そのたびに支援が必要になります。

就労させたら終わりではなく、その後もいろいろと面倒を見ています。
お金が全くない人のところにジョブコーチとして関わっていったりします。そのような支援をしていって、少しずつ社会に入れていかないと溶け込めないのです。

私は形式にとらわれずに人を愛するというテーマで前世を生き、そして今世でも同じテーマで生まれ育ち、仕事をしていることに気づきました。
「そうなのかもね!」「ああ、それでか」という感じがします。

幼少の頃は不思議な家族構成の中で育ったのですが、兄弟との関係は、ビビが酒場で村々から買われてきた子供たちとの関係に一致するところがあります。
同じことをもう一度現代版の家族関係として体験しているのかなとも思います。
「ああ!」と不思議な感じです。

今世では結婚して、子供もいます。
結婚するときも、子供を持つときもとても悩みました。
私は生い立ちが普通と違うので、「普通の家庭は作れないのではないか」「親になれないのではないか」と不安だったのです。

また、今世では逆に形式のある愛、つまり家族をもつということに執着がありました。

子育て中に夫から、
「子供への心配の仕方がハンパじゃない」
「子供が重病で死なせるのではないかというような勢いで子育てしている」
「必死すぎて怖い」
と言われたことがあります。
家庭をもつとか子供を育てるということに強迫的だったのです。

アダルトチルドレンで「しようがないよね」と言うのが口癖だった

私は、自分がアダルトチルドレンであることを自覚する前は、何につけても「仕方ない」と諦めて受け入れる生き方をしていました。
アダルトチルドレンを自覚したのは40代に入ってからですが、23歳で家を出るまでは、
「自分が置かれている状況を受け入れるしかない」
「理不尽な扱いを受けて納得できないけれどしようがない」
と思っていました。

その後一人暮らしを始めてからも、なんでもすぐに「しようがないよね」と言うのが口癖でした。
「私が我慢していればまとまるから」
「ここで私がウンと言えば話が落ち着くから」
というような考え方をする傾向がすごく強かったです。

アダルトチルドレンを自覚してからは、少しずつ自分に許可を与えることができようになりました。
「これをしたい」「これをしたくない」という自分の率直な気持ちを言ってもいいんだ、
言い方さえ気をつければ言ってもよいのだ、
自分の気持ちを押し殺さないで大切にすることをしていいんだ、
という許可を自分に与えられるようになりました。
それからずいぶん楽になりました。

私は自分の生い立ちをネガティブにとらえていました。
私生児であること、望まれない妊娠であったこと、軟禁生活だったこと、母を不幸にしてしまったみたいな考え方をしていました。
そのような考え方は間違っていると思いながらも、母に何か言われるたびに心の中で土下座をしてしまっていました。
「申し訳ございません」という気持ちになっていたのです。

しかしそういう生い立ちもアリなのかなと思えるようになりました。
人の愛し方とか関わり方とか、家族の在り方とか親子の在り方とか、すごく変則的だったけれど、これもアリなのかなと思えるようになりました。
肯定的になれました。

(40代女性 N.Oさん)

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この記事を書いた人

心理カウンセラー 田中耕一郎のアバター 心理カウンセラー 田中耕一郎 熊本カウンセリング 代表

公認心理師。2007年に心理カウンセラー・心理セラピストとして独立し、熊本市に「熊本カウンセリング」を開設しました。以来18年以上にわたり、心理カウンセリングの実践に携わり、これまでに8,000件を超える相談実績を積み重ねてきました。2019年には拠点を熊本県八代郡氷川町に移し、地域に根ざした活動を展開しています。

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