EAPとは

EAPとは、Employee Assistance Program の略で「従業員支援プログラム」と訳されています。
企業が社員とそのご家族の健康面・その他の個人的な問題の解決を支援する取り組みです。

EAPは、もともとは1970年代のアメリカで従業員のアルコール依存症の問題などを解決するための試みとして始まりました。
現在では広く普及し、ビジネス雑誌「フォーチュン」に掲載の上位500社の95%、上位100社では全企業に導入されています。

日本では厚生労働省が「職場における心の健康づくり~労働者の心の健康の保持増進のための指針~」を策定しています。

この指針の中で事業者にはメンタルヘルスケアとして「4つのケア」(「セルフケア」「ラインによるケア」「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」「事業場外資源によるケア」)を継続的かつ計画的に実施することが求められています。

EAPはこの「4つのケア」のうち「事業場外資源によるケア」に相当し、急速に普及が進んでいます。

EAPの具体的な取り組みは、ストレス診断、メンタルヘルスの教育研修、人事や管理者へのコンサルテーションなどさまざまありますが、その1つとしてカウンセリングがあります。

熊本カウンセリングのEAPカウンセリングとは?

EAPを導入したい企業は、EAPサービスを提供するEAP会社と契約して導入する場合もあれば、自社単独で導入する場合もあります。

カウンセリングルームである熊本カウンセリングは複数のEAP会社と提携していますので、熊本県内の多くの企業様と間接的に提携していることになります。
また自社単独でEAPを導入された企業様とも直接提携しています。

これらの提携企業の社員様・ご家族様が熊本カウンセリングで心理カウンセリングを受けられた場合、カウンセリング料金はお勤め先の会社がお支払いになるので、手出しがなく費用を気にせずに済みます。社員様、ご家族様はぜひご利用ください。

お申込の方法はサービスを提供しているEAP会社ごとに違います。
お勤め先の職場でEAPに関するパンフレットやチラシが配布されていませんか?

また保険に付随するメンタルヘルスサービスとしてEAPカウンセリングが受けられる場合もあります。
加入されている保険の契約書がお手元にありませんか?

もしかしたらあなたもEAPカウンセリングが受けられるかもしれません。
ぜひ確認してみてください。

ご相談内容の秘密は厳守されます。

EAPカウンセリングを申込されたクライアント様からよくいただくご質問は、「相談内容が会社に伝わりませんか?」ということです。

結論から言うと、ご相談内容はもちろんのこと、クライアント様に関する個人情報がお勤め先の会社に伝えられることは一切ありませんのでご安心ください。

カウンセリングの記録も定期的に廃棄するなど個人情報保護の取り組みが徹底されています。
EAPカウンセリングはカウンセラーに悩みを安心して相談できる安全な場です。