性欲が抑えられなくて問題を起こしたけれど…!

性的な衝動を自分で抑えられず、苦しんでいたM.Tさん。
「情けない」「どうしてこんな自分に…」という罪悪感の中で、奥様の勧めもあり熊本カウンセリングへ。
心理カウンセリングと心理療法を重ねる中で心が軽くなり、衝動の強さも少しずつ和らいでいきました。
依存傾向に悩みながらも自分を見つめ直し、回復への道を歩まれたM.Tさんの体験をご紹介します。掲載の許可をいただいています。

性的に興奮しすぎる自分を責めていた

自分を責めている男性

私は駅やショッピングモールで、女性が薄着だったり、肌を露出してしまう姿を見ると性的に興奮していました。
自分では抑えられないぐらいの興奮を感じていました。

そうなったのは2年前ぐらいからです。

私はそこまで性的に興奮してしまう自分を責めていました。
「情けない」という気持ちが強くありました。

その後、私は強い性的興奮が続いた結果、ある問題を起こしてしまいました。
それを妻に知られて、妻はショックを受けていました。

妻はどうにかしたいといろいろと調べてくれて、熊本カウンセリングでの心理カウンセリングを勧められました。
私自身もカウンセリングが必要だと思って、熊本カウンセリングに来ました。

心理療法で性的興奮が減った

笑顔の男性

最初に熊本カウンセリングに来たときは、罪悪感が一番高まっていた時期でした。
そのときに心理療法をしてもらって、心が楽になったのを覚えています。

性的に興奮しすぎる癖も大きく変わってきました。

熊本カウンセリングに来る前は、女性を見て性的に興奮する程度は、10点満点で表現すると、9点ぐらいありました。
それが10回のセッションの後では、3点ぐらいに減った感じがします。

本当に助けられたなと思います。
熊本カウンセリングに来てよかったと思います。

性欲が抑えられない人へアドバイス

性的興奮が強くなりすぎて悪いことをしてしまったら、その後の自分はどうなるんだろうと、いつも考えてイメージしてください。
それでよいのか、と自分に問うてほしいです。

(M.Tさん 30代男性)

心理カウンセラーからコメント

心理カウンセラー

M.Tさん、勇気を出して体験をお話しくださって本当にありがとうございます。

ここまでの道のりは、とてもつらく、苦しかったと思います。自分でも抑えられない衝動に戸惑い、「情けない」「どうしてこんなことを」と自分を責め続ける毎日は、心をすり減らしてしまいますよね。そんな中で、奥様の支えを受けながらも、自分の力で「なんとかしたい」とカウンセリングに来られたこと、本当に素晴らしい決断だったと思います。

多くの方は、問題を起こしてしまった後に「もう自分なんて…」と心を閉ざしてしまいがちです。でも、M.Tさんはそうではありませんでした。ご自身を見つめ直し、勇気を持って助けを求めたこと――それ自体が、もうすでに回復の第一歩です。

熊本カウンセリングに来られた当初、罪悪感で押しつぶされそうだったとのこと。その苦しい気持ちの中でカウンセリングを受け、心が少しずつ楽になっていったことを感じられたのですね。その「変化を実感できた」という体験は、とても大切です。人はちゃんと変われる、という証拠でもあります。

「興奮の度合いが9点から3点になった」という言葉には、M.Tさんが本気で自分と向き合い、努力を続けてこられた過程が見えてきます。決して簡単なことではありません。日々の中で葛藤もあったと思います。それでもあきらめずにカウンセリングを続け、自分の気持ちを整理しながら少しずつ変わってこられた――そのことを、ぜひ誇りに思ってください!

この記事を書いた人

心理カウンセラー 田中耕一郎
公認心理師。2007年に心理カウンセラー・心理セラピストとして独立し、熊本市に「熊本カウンセリング」を開設しました。以来17年以上にわたり、心理カウンセリングの実践に携わり、これまでに7,000件を超える相談実績を積み重ねてきました。2019年には拠点を熊本県八代郡氷川町に移し、地域に根ざした活動を展開しています。

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